シェルの基礎

シェルを使う上で覚えておいた方が便利なもの

○はじめに

コマンドを記載する際に

$ コマンド
# コマンド

の表示を使っていますが

$の場合は一般ユーザ、#の場合はスーパーユーザをさしています
 

コマンド操作補完

●bash

tabキー押下 又は ESCキー二回押下

例:/home/hogehoge に作業ディレクトリを変更したいとき

$ cd /home/hoge
  ここでtabキーを押すと
$ cd /home/hogehoge/
  と表示される。

※ディレクトリ等が存在しない場合はもちろん表示されない
※ESC2回押しはkorn shell(emacsモード)も使う人におすすめ。

例2:ifconfig コマンドを実行したいとき

# ifc
  ここでtabキーを押す 
# ifc
  何も変わらない(厳密には複数個存在するので途中まで補完されている)
  もう一度tabキーを押す

ifcfg     ifconfig 
  補完候補が表示される
# ifco
  oまで入力してもう一度tabキーを押す
# ifconfig
  無事補完された

●ksh

○emacsモード

切り替え方
$ set -o emacs

補完方法
ESCキー2回押下

○viモード

切り替え方
$ set -o vi

補完方法
ESCキー \キーの順に押下(ESCは入力モードから抜ける為)

アクセス権限

確認方法
$ ls -l
※redhat系はaliasが組んであるので、llでも同様のそうさになります

aliasの組み方は

$ alias "ll=ls -l"

drwxrwx---
これを分解すると

d rwx rwx ---
ディレクトリを示す user権限 group権限 other権限

権限部分の説明

r w x
読み込み 書き込み 実行

となっているのですが

この権限を付加する場合は

$ chmod 770 ファイル名(ディレクトリ名)

とすればいい。

特殊フラグ
setuid、setgid、(sticky bit)スティッキービット
と言うのがある。

これらが付加されている場合は
drwsrwx---
など(setuid)のようになる。

 

詳しくは後日追記予定